介護

遠距離介護とは、離れた所に住んでいる親族らが通って介護をしたり、地元を離れて就職した子どもが親の介護をすることなどの意味を持っています。

これは現代の社会問題の1つになっており高齢化が進むにつれて深刻な事で核家族が増加していることも要因となっています。

核家族といっても以前は近隣に住む事が多かったのですが大都市に人口が集中することで遠距離介護を生みだす結果になっています。

遠距離介護は経済的、精神的に大きい負担がかかると言われていますが、これらの悩みを少しでも緩和できるよう3つの方法を紹介したいと思います。

交通費の負担は介護割引を利用する

遠距離介護において大きな負担となっている問題の1つに帰省の交通費があります。

遠方であるほど交通費が非常にかかり経済的な負担が大きくなります。

節約方法として色々ありますが、飛行機を使う方は介護割引を利用してみては良いかと思います。

航空会社によって利用条件は異なりますが、急な帰省が必要になった場合でも当日可能ですし通常の3割~4割に割引を受ける事ができますので登録しておくと便利でお得です。

全日空 介護割引

またJRを利用して帰省する方には介護を目的とした割引の制度はありませんが、使い勝手の良い割引制度やキャンペーンがあり2割~3割引きになる場合もあります。

自分が使う路線については調べてみると節約につながる事があるかも知れません。

また介護者と利用する際は割引制度がありますので積極的に利用しましょう。

JR東日本 お体の不自由なお客様へ

そして、体力的には一番負担になりますが、高速バスを利用すると飛行機や電車に比べると交通費を節約することができます。

介護サービスを頼んで負担を軽減する

遠距離介護は一人で全て行おうとしても、とても難しく様々な問題が出てきます。

精神的な負担が大きくなり介護者が体を壊してしまうケースもあることから、自分の仕事と生活、それに加え親の暮らしを支える事の両立は並大抵の事ではありません。

そこで、自治体の安否確認サービス、郷里での頼れる人材の確保することで介護の負担はかなり軽減されるかと思います。

そのためにも地域の福祉や介護の専門機関とコミュニケーションをとる様にして郷里の相談員、民生委員、ケアマネージャーなどと連携することで、もし何かあったときでもすぐに駆けつけてくれる体制をつくっておくことができます。

遠距離介護だと、生活全般のサポートが必要になりますが、このようにして連携することで離れて暮らしながらもうまく支えていく事ができ自分自身にも安心感がでるので精神的負担はかなり緩和されるでしょう。

厚生労働省 地域包括ケアシステム

決して一人で抱えないで!

遠距離介護をする方は経済面、体力面、そして精神的な負担が大きく一人で抱え込み過度のストレスを重ねる事で体力を著しく消耗してしまう事があります。

介護する側の精神的負担を軽減する方法として同じような悩みを持つ人に話を聞いてもらったり、同じような介護状況にある家族の話を聞いたりする事があります。

他の方が自分と同じような状況でどのように対応しながら生活しているか知ることで、精神的な負担がやわらぐだけでなく色々な知識を得る事ができます。

また、相談できる理解者が近くにいるだけで対応の幅が広がります。

介護サービスを積極的に利用して周りの人たちにも関わってもらい助けてもらうことも大事です。

現在は地域包括センターをはじめ、介護をはじめるにあたり生活をサポートしてくれる所がありますので、そのような所に頼ってみるのも必要です。

特に遠距離介護の場合は人に頼ることが最善策となります。

今回は遠距離介護に役立つポイントを3つご紹介しました。

介護も暮らしも人様々で環境もそれぞれ異なります。

遠距離介護を長く続けていくには介護者の心と体の健康が何よりも大切になってきます。

介護する人自身も自分なりに介護の形を作っていきながら、心身共に少しでも楽になる方法を探しながら介護をしてみて下さい。