高齢者の肺炎の予防接種が定期予防接種になりました

今年の10月から高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期摂取になりました。

今年の対象者は65、70、75、80、85、90、100歳になる人と101歳以上の人です。

また60~64歳の心臓、腎臓、呼吸器の機能に障害のある方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能に障害のある方も対象です。

肺炎の定期摂取はお住まいの市町村によって行われますので、お住まいの市役所などにお問い合わせください。

費用は自治体により異なりますが、例えば東京町田市の場合は各医療機関の定める摂取料金から、助成額(4000円)を引いた金額で予防摂取ができます。

肺炎ってどんな病気?

肺炎は日本人の死因第3位の病気です。

感染の原因は、風邪などの他の病気にかかってしまうなどの理由で体の免疫力が低下して、肺に病原体が侵入して肺炎に感染するケースが多いようです。

肺炎の主な病原体は①細菌②ウイルス③その他の病原体となります

細菌は肺炎の原因としては最も多く、細菌性肺炎と呼ばれます。

寝たきりの高齢者が気管に食べ物や唾液などの異物が残ってしまって、そこに潜んでいる異物が原因としておこる誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)も細菌性肺炎の一種です。

ウイルスが原因として起こるものはインフルエンザウイルスなどにかかり、ウイルスによって気管が傷つけられ、病原体を体外に排出で傷に肺炎にかかりやすくなってしまいます。

その他の病原体の肺炎は、マイコプラズマ肺炎、鳥を媒介にして感染するクラミジアなどがあります。

肺炎の主な症状は、せき、発熱、胸痛、痰がでるなど風邪の症状に良く似ていますが、肺炎の場合は風邪よりも症状が重いのが特徴です。

肺炎球菌って何?

肺炎球菌とは一般生活の中で起こる肺炎のうち約3割の原因になる細菌です。

肺炎球菌は肺炎に炎症を起すだけでなく、脳の炎症の髄膜炎や中耳炎、心臓の炎症、関節炎など全身に広がる場合もあります。

また、インフルエンザウイルスにかかった後に起こる感染症の原因として、抗菌薬のなかった時代には極めて死亡率の高い肺炎の原因菌でした。

先ほど肺炎は風邪などより症状が重いことはお伝えしましたが、発熱は病原体と体の中の免疫が戦う作用で起こるので、免疫力が低い高齢者は熱が出にくいことがあり、気付いたときには重症化しているケースもあります。

肺炎球菌に侵されて肺炎になると、治ったとしても肺の機能が戻りにくいことがわかっています。

肺炎球菌は現在90種類以上見つかっており、この定期摂取のワクチンは23種類に対応したタイプです。

つまりは、肺炎予防を全てまかなえるワクチンでないことを認識しておくことも必要です。

ですので、睡眠や栄養をしっかりとり、ウイルスや細菌と戦う力を身につけておかないといけません。

乳酸菌LFKは世界で初めて肺炎に対して特許を取得した乳酸菌です。

自分達にできる予防活動を行いましょう。