親の病気等で突然親の介護をすることになったとき、どのような対応をすれば良いのでしょうか?

あらかじめ急な事態を想定して備えている人はどれくらいいるのでしょう。

親の介護はある日突然やってくる場合が多いので、親が60代になるのを目安にある程度準備しておくことも必要です。

いざ介護が始まると費用や場所の問題等次々出てくるものです。

事前に準備をすることである程度の問題は解決できますので、ここでは介護する際の問題や課題への対応方法を伝えていきたいたいと思います。

介護が必要になったら 、まずは介護保険!

突然の介護で何から手をつけてよいのかわからない!という方は多いと思います。

親の介護が必要になったら、まず介護保険の利用を考えましょう。

介護保険を利用できる対象は原則として65歳以上で介護が必要になる人になりますが、加齢による病気で要介護になった方でしたら40歳からでも介護保険を利用することができます。

介護認定を受けて認定度が決まってからの利用になりますので、最初に居住している地域の地域包括センターに相談してみましょう。

そこで担当となるケアマネージャーが申請から介護計画などの流れを進めてくれます。

介護保険を活用するには要介護認定を受ける必要がありますので、地域包括センターで要介護認定の申請について説明をしてもらえば、その後の流れがスムーズに行えるでしょう。

要介護認定を受けたらケアマネージャーと相談しながら介護の計画を立てていく事になります。

親の介護でかかる費用はどの位?

突然親の介護が必要になった時、介護にかかる費用がいくら位かかるか不安に思う方もいるでしょう。

介護の費用は介護度などにより差があるものの介護サービスの使い方や生活する環境で大きく変わってきます。

在宅介護か施設に入所させるかにもよって違ってきますが、施設の場合は一般的に平均は月に約20万円位と言われています。

施設に入所すると在宅に比べ費用はかかりますが、在宅介護の場合でもデイサービスや訪問介護の介護サービスを利用することで相応の費用はかかってきます。

実際の負担額は1割となっていますので、実質的には金額が少なくなりますが、親の年金で足りない場合は自分で出費することとなりますので、あらかじめ親の年金額を把握しておくことも必要です。

また、介護保険のサービスは地域によって差がありますのでケアマネージャーと相談しながら介護予算を計算しておくと良いでしょう。

親の介護と仕事の両立

親の介護を行う上で、自分の仕事との両立は最も大変な問題となるのでないでしょうか。

介護にかかる費用をまかなうために仕事を休んだり辞めたりしたくないが、介護をする時間も必要です。

そのような悩みを抱えながら親の介護の為に仕事を辞める介護離職といわれる方が年々増加傾向にあります。

一度仕事を辞めてしまうと介護が終わって復帰しようとしても現状は難しいところです。

両立していくことは確かに難しく、身体的、精神的にも負担が大きいと思いますが地域の中には介護を助けてくれる様々なサービスや施設があります。

一人で抱え込まず積極的に地域包括センターに相談したり職場や近所の方にも事情を話し理解を求めて協力体制を作ることが大事です。

決して一人で悩まず相談しながら情報を集め、手分けして介護ができる方法を考えてみてはいかがでしょうか。

介護には完璧なものはありません。

親を大切にしたいと思う気持ちはわかりますが、完璧な介護を求めてしまうと介護をする自分自身の負担が大きくなりストレスが溜まってしまいます。

介護は専門的な知識と技術が必要な場合もありますので、自分だけで介護を行おうとしないでください。

大切なのは、介護する方、介護される方が共に生きがいをもって過ごしていくことなのではないでしょうか。