お尻を嗅ぐ画像

これから暑い時期になると汗をたくさんかいたり、制汗剤や香水が欠かせない季節になってきます。

汗が出る汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺というものがあり、エクリン腺はいわゆる汗を分泌し、アポクリン腺から分泌されるものには性的アピールといった機能をもっています。

夏は恋が多い季節ですが、実は体温調節で汗が出るのと同時にアポクリン腺からフェロモンが出ているからなのです。

また、人のへその臭いや犬の肛門の臭いが好きな人がいるかも知れませんが、実はそこにはこのアポクリン腺があるからなのです。

今回は皮膚から分泌される3つの分泌物についてご説明します。

皮膚の3大分泌物

分泌腺の種類エクリン腺アポクリン腺皮脂腺
分布場所頭部、額、手足、足の裏口火つやまぶたを除くほぼ全身わきの下、乳輪、外陰部、肛門、へそ、外耳道唇、まぶた、乳輪、大陰唇、亀頭、手のひらや足の裏を除くほぼ全身
活性時期一生を通じてあまり変化しない思春期、壮年期に盛ん思春期~壮年期 新生児
機能気化熱による体温調節・皮膚の乾燥防止、滑り止め性的アピール皮膚に潤いや滑らかさを与える、殺菌
構造上の特徴真皮に存在、表皮の汗口に開口真皮の下に存在、毛包に開口真皮に存在、毛包に開口、ただし、独立皮脂腺は表皮に開口
汗と皮脂の特徴99%が水分(他に塩分、尿素など)弱酸性無臭だが体表に出ると常在細菌により分解され有臭となる。粘性がある。たんぱく質、脂質を含む。 弱酸性
影響する因子気温、体温、精神的緊張、興奮、味覚性的興奮ホルモン(男性ホルモン、黄体ホルモンで促進)気温

実は肛門にはアポクリン腺があるため、犬の肛門の臭いが好きな人がいるのです。

彼氏の耳の臭いが好きな女性も実はそこにアポクリン腺があるからなのです。

基本的にエクリン腺、アポクリン腺から分泌されるものは無臭ですが、皮膚で細菌に分解されることによって臭いが発生します。

臭いがいやだからといって肌を殺菌することはオススメしません。

皮膚にいる常在細菌は外部からの細菌が皮膚に付着しないようにするためにいるので、あまり殺菌力の強い制汗剤などを使用しすぎるとその制汗剤無しでは臭いを抑えれなくなってきます。

外出がない場合などは極力制汗剤を使わない日があってもいいでしょう。

皮脂の機能を覚えておきましょう

皮脂とは皮脂腺でつくられ、毛包内、さらに表皮へと分泌される脂質です

皮脂の機能とは、皮膚に潤いや滑らかさを与えます。

皮脂は弱酸性なので、微生物や細菌に対して繁殖抑制や殺菌作用を持ちます。

また、汗と混じることにより皮脂膜をつくり余分な水分の蒸発を防ぐとともに、防寒の効果もあります。

乾燥肌やオイリー肌は汗と皮脂のバランスの不均衡によって決まります。

まとめ

皮膚には分泌物を出す以外にも体温調節やビタミンDの産生などの機能もあります。

女性は毎日肌のケアを怠れませんが、香料の強いスキンクリームなどを使用する場合は、自分の肌質やアポクリン腺、エクリン腺の位置を把握して使用量をコントロールすると良いでしょう。

現在パートナーがいる人は、お互いのアポクリン腺の臭いをかいでいい臭いだと感じれば相性がいいのかもしれませんので、今度こっそりにおってみましょう。