妊婦さんと子供不妊というのは普通の病気と違って、原因もなかなかわからず結果もなかなか出ず精神的に苦痛を伴うものです。

愛する人との間に子供を授かりたいというのは当たり前の気持ちなのに、他の人は苦労なく子供を授かっているのに、なんで私だけ…と落ち込むことも多いはず。

私もそうでした。

結婚して7年、不妊治療を始めて更に1年悩み続け、ようやく5ヶ月前にお腹の中に命を授かることが出来ました。

同じ悩みを持つ方に、私の体験上学んだことをお伝えしたいと思います。

一番の大敵はストレス!

不妊治療に長く取り組みネットや文献などで色々調べている方は、既に色々な生活改善なども取り組んでらっしゃるでしょう。

不妊治療に取り組む以外にも、パートナーや自身の妊娠機能を高めるために、生活リズムを整えたり食生活を見直したり。

出来ることは色々実践したりしますよね。

でもその生活、「子供を授かるため!」と無理しすぎていませんか?私も不妊治療を始めてから数ヶ月は、生活改善に必死でした。

旦那さんにタバコをやめて貰ったり、自分も大好きなお酒を絶ったり、好きじゃない食べ物でも我慢して食べるようにしたり、夫婦生活も決められた日に勇んで取り組んだりしていました。

でも必死になればなるほど、普段の生活が楽しいものではなくなり、生理が来るたびに落ち込みが酷くなっていったんです。

子供を授かりにくい原因がある以上、授かるための努力をすることは大事ですが、無理をしてストレスを抱えては意味がありません。

ストレスは女性の生理不順を起こしたり、男性の精子の品質を著しく下げたりと不妊治療には天敵です。

更に夫婦仲をギクシャクさせてしまうこともしばしば。

あまり生活に無理をし過ぎず、「これ、やってみようか♪」など夫婦で楽しみながら取り組めるようにしましょう。

受精のタイミングの奇跡

タイミング療法や人工授精では、排卵日を見定めて受精を試みます。

でも、このタイミングってすごく難しいですよね。

一般的に精子の寿命は3~5日、卵子は6~24時間と言われていて、しかも受精しやすい「ゴールデンタイム」は更に短い時間となり、また年齢(精子・卵子の老化)によって寿命は更に短くなります。

前日にお医者様が「(排卵は)明日でしょうね」とおっしゃり次の日に受精を試みても、女性自身に排卵のタイミングがわからない以上、ゴールデンタイムに精子と卵子を出会わせることは至難の業です。

私が不妊治療を始めて、半分諦めながら11回目の人工授精に取り組んだ時、前日の超音波検査では卵巣の中で卵胞がふにゃふにゃとした形をしていて、お医者様が「あー、排卵直前ですね」とおっしゃっていました。

そして次の日の朝、内診台で見てみると、卵巣に卵胞の姿はなく「今朝、排卵したようですね」とのこと。

11回も人工授精に取り組んできてこんなことは初めてだったので戸惑ったのですが、なんとそれが妊娠に至っていました。

結果わかったことは、妊娠に至るタイミングの奇跡。

自分にもお医者様にもどうにもできない範疇で、奇跡的にタイミングが合った際に妊娠が叶うんだということ。

ですから、一般的にはタイミング療法や人工授精がそれぞれ6~8回失敗すると体外受精にステップアップと言われていますが、それぞれの療法ではもう無理だと諦める必要は無いと思います。

一刻も早く授かりたい方は体外受精に取り組むのもいいと思いますが、費用や体への負担は相当なものですよね。

パートナーやお医者様と話し合いマイペースに治療を続けるのも、ひとつの選択だと思います。

不妊治療は心の準備期間

くつろぐクレイ人形 私は結婚して7年間子供を授からず、両親や周りに勧められて不妊治療を始めました。

子供をなかなか授からないことで心無い言葉もたくさん掛けられました。

「子供がいないなんてかわいそう」

「子育てをしないと一人前の大人じゃない」

など、悩んでいる私たち夫婦には心に刺さる言葉でした。

その度に泣いたり落ち込んだりしていたのですが、ある時をきっかけにこう思うことにしました。

こんなことで動揺しているようじゃ、赤ちゃんも安心して私のところに来てくれないに違いない、と。

赤ちゃんがいつでも安心してお腹の中に来られるように、夫婦で常に仲良くいること。

おおらかな気持ちでストレスを抱えず不妊治療に取り組むこと。

それが出来るようになったらきっと命を授かるだろうと思うことで、幾分か気楽に不妊治療に取り組むことが出来ました。

どうか皆さんも不安や悩みは尽きないと思いますが、できるだけ穏やかに頑張ってください。

そうすれば、いつか夫婦二人が納得できる結果が得られると信じています。

ライター/YAYOI