トイレ
今回は便の形状から様々な健康状態を予測できることをご紹介します。

例えば、

  • とうもろこしなど消化されていないものが出ているときは?
  • うんちが浮いているときはどういうとき?
  • 1日に何回もトイレに行ってしまうときは?

の疑問に答えたいと思います。

とうもろこしなどが残っている場合の便

これは食事のときによく噛んでいないときです。

食事をよく噛むことを心がけましょう。

豆類、ナッツ類などの水溶性食物繊維を含む食べ物は胃の中で胃酸に溶かされゲル状になりますが、オーツ麦やとうもろこしなど不溶性食物繊維はほとんど変化しないまま腸を通過してしまいます。

人間の酵素では、植物の細胞壁にある成分を分解できないことがあるからです。

よく噛んで食事することをこころがけましょう。

腸の能力が弱っているのではなく、噛み砕かないと人間が分解できないものがあることを覚えましょう。

特大の便が出たとき

便の大きさは、食事で摂取した食物繊維と飲んだ水分の量で変わります。

いくらたくさん食べても食物繊維をとらなければ、大きな便はでません。

水溶性食物繊維は体のなかで水分を吸ってどんどん膨れ上がります。

最近の特保飲料の「難消化性デキストリン」も水溶性食物繊維の一種です。

1日の平均的な便の量は450gぐらいだといわれています。

浮いてしまう便

便がトイレの水に浮いてしまう原因は「ガス」と「脂肪」が多いことが原因です。

ガスが原因の場合は、いつもよりおならが多いはずです。

浮遊する便が1日くらいで終わるのであれば、そんなに心配はありません。

ひどい臭いと脂ぎった便が浮いている場合は、便に脂肪が含まれています。

その場合はすい臓や肝臓の異常が疑われます。

通常はすい臓、肝臓、胆のうで食事から摂取した脂肪を消化するために働いています。

これらの臓器に異常があると便に油が混ざり浮くようになります。

便に血が混じっている場合

この場合に考えられることは、「痔」、「憩室症」、「動静脈奇形」が疑われます。

便と一緒に血液が出たときに一番心配なのは大腸がんです。

血便が出た場合は必ず、病院に行くようにしてください。

ひどい下痢の場合

下痢の原因には、大きく二つあります。

「胃腸の感染症」と「消化不良」です。

感染症の場合は、細菌やウイルスが原因で、小腸がそれを排出するために大量の体液を出します。

その場合は脱水症状になりやすいので、水分補給をわすれずに。

消化不良の場合は、下痢とともにおならも発生しやすくなります。

乳糖布対象の人などは、牛乳を飲むと大量のおならと下痢が出る場合があります。

吸収されにくい食べものを食べた場合は便がゆるくなる場合がありますので、ゆるい便が出た場合は直近で何を食べたかを思い出しましょう。

二日酔いの次の日に下痢になる場合

お酒を飲んだ次の日に下痢になる原因は、アルコールに含まれるエタノールが腸を刺激するからです。

エタノールは腸の蠕動運動を引き起こすので、食べたものの内容物の移動が早くなり、大腸内で水分吸収時間が短縮され下痢になります。

糖質の高いお酒は消化酵素を消費するので、消化不良を起こしやすいです。

青緑の便が出た場合

熱や腹痛をともなった下痢の場合で青緑の便が出た場合は、クロストリジウム・ディフィシルという腸内細菌の異常繁殖を疑います。

これは、歯の膿瘍や鼻炎の治療に抗生物質をつかった後など、腸内環境のバランスが崩れ、有害菌が異常繁殖してしまいこのような状態になります。

細長い便の場合

外出先のトイレなどで排便の時に緊張しすぎてしまうと肛門を絞めてしまい、便の通り道が狭くなり細長い便がでます。

長期間細長い便が出る場合は、直腸がんで直腸に腫瘍ができて細い長い便が出ている可能性もあるので注意が必要です。

コロコロ便が出る場合

コロコロ便の場合は便の結合力が足りないときです。

便を結合させるためには、水溶性食物繊維をとり発発酵させることが大事です。

もし水溶性食物繊維をとっても改善されない場合はそれを発酵させる腸内細菌がいない可能性もあるので、サプリやヨーグルトで乳酸菌やビフィズス菌を摂取してください。

まだら模様の便が出る場合

便の色が茶色いのは消化の際に出る胆汁が大腸内の細菌が消化するときに茶色に変化されるためです。

色々な色が発生するのは食事や、薬の影響で変わる場合があります。

鉄分を多く含む食べ物、ビスマス化合物(消化の薬)、腸管上部からの血液

腸管下部からの血液、赤カブ(ビート)など

    • 白、灰色

胆管閉塞、肝臓病

胃腸感染症、ほうれん草

脂肪を含んでいる、膵臓疾患

まとめ|正常な排便とは?

現在の研究では排便回数の正常値は 1日3回~1週間に3回までとなっています。

少し出なかったから便秘だという人、3日1回出ていれば正常だという人。
色々な人がいます。

排便は食事とも密接な関係にありますので、食事も排便も自分なりに規則正しく行うことができれば、異常事態にすぐに気がつくことができますのでしっかりと「お便り」の確認をしましょう。

日頃のお通じとは別に「緊張をするとお腹を壊しがちだ」という人は、腸内フローラに偏りがあるせいかもしれません。
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