医師
アトピーだけでなくどんな病気でもそうですが、「早く治したい!」という気持ちが強くなると、「コレがいい!」と聞けばついソレに手が伸びてしまいますよね。

ですが、アトピー早期改善の秘訣は【続けること】にあると思います。

他のケアや病院を試すことは悪いことではありませんが、根本的な問題である腸内環境の悪さや普段のケアが至らない点など見直す箇所があるなら、まずはそこから始めるべきです。

生活で見直すべき3つのこと

わたしもそうでしたが、周りのアトピー患者さんには「食事制限や療法はするけど、布団や掃除はあまりしない」という人も。

また、処方された薬すら先生の指導をきっちり守っている人は意外と少ないと聞きます。

そんな生活で見直すべきことは食事はもちろん、

  • 布団やタオルなど、清潔にされているか
  • 肌の乾燥を防げているか(保湿クリームなど定期的に塗っているか)
  • 早寝・睡眠の質向上で、からだを休めたりストレス緩和できているか

最低でもこの3つは見直し、せめて半年はしっかりと改善ケアを続けてほしいです。

最初はなかなか改善効果は見えないかもしれませんが、早くて半年から1年ほどであのしつこく嫌な痒みが軽減し、寝ている時に体を掻きむしることもなくなりました。

その時やっと、手放せなかったステロイド剤を手放すことができたのです。

病院選びの3つのポイント

とはいえ、痒みや赤みは生活習慣だけでは、改善に時間がかかってしまいます。

なので、やっぱり専門の病院で診てもらうことが大切です。

わたしの経験になりますが、良い病院は…

  1. 血液・パッチテストなどの検査がある
  2. わたし自身がそうだったのですが、幼いアトピーだと言われていても実はアトピーは改善していて、別のアレルギーによる赤みや痒みだったということがあります。

    定期的に検査がある、または一度検査をしてもらえる病院は、根本的な原因解明と改善が目指せるのでオススメです。

  3. 通院しやすい
  4. いくら口コミが良くても通うのに時間がかかったり、待ち時間が長いと通院すら難しくなってしまい、いつの間にか診察はなしで薬だけもらうパターンになってしまうことも。

    季節によってもアトピーの症状は変わるので、通院しやすく診察してもらいやすい病院にすることで、いきなりアトピーが悪化してどうしようという時にすぐにいけることは大切です。

  5. 薬に頼りすぎない病院
  6. わたしが通った病院の中には、「コレを飲んで」「コレを塗って」と薬だけに頼る病院もありました。

    しかし、これでは症状を抑えることはできても、アトピー改善・完治とまではなかなかいきません。

    いい先生の見分け方としては、診察の時に「きちんと睡眠とれていますか?」「布団はどれくらいの頻度で干していますか?」「どんな洋服を着ると痒いとかありますか?」など生活への質問があるかどうかをチェックすると生活に改善すべき点があったなど、アトピーを悪化させる原因を見つけることができますよ。

まとめ
わたしがアトピーに苦しんでいた時はとにかく、「早く治したい!」「効果のあるものを試したい!」とばかり思っていましたが、それはアトピーとの付き合いを長くするだけ。
実際、私は2歳〜16歳まで色々なことを試し過ぎ、根本的な問題を見落としてしまっていまったことで、17歳までアトピーと付き合う羽目になってしまいました。
もしもっと早くに根本的な問題を見つけて解決へと努力していたら…アトピー改善後に搔き壊した痕(茶色く変色したりなど)に悩み続けることなんてなかったかもしれない…と今でも思います。今、自分にできることから始めることがどれだけ大切かわかっていただき、さらにあなたの役に立つことができたならとても嬉しいです。

kokuban
(ライター/雪乃)